恥の上塗り





2005/8/13

絶対少年第一部最終回。演出含めていい出来ですねー。
冒頭の土砂崩れは磯さんかと思うくらいカッコイイし、全体的におかしなカットが一つもない。
これがテレビシリーズの平均ラインであれば理想なんですけど。



2005/8/12

necoのキートン最終回。
今まで気になった動きを描いていた人は全部三原さんだったのかもなァ。
三原作監回の服の皺の入れ方がすごく好き。ポージングも不格好なところが格好良くて、ダニエルの体系がたまらない。
井上さんのシャープな絵も好きだけどこれからは三原三千雄さんにも注目していこう。

同じくnecoでガンダム08MS小隊というOVAがやってみたので観てみた。 自分が知っているだけでも伊東伸高さん近藤高光さん山下明彦さん佐野浩敏さん後藤雅巳さんなど超豪華なローテーション。 1回だけ中村豊さんや山口晋さんも参加してた。
10話の敵MSの拘束から脱して着地するところの動きが重々しくてなおかつ爽快で
久しぶりにメカアクションの最高峰を見たという感じ。ここだけでも見る価値ありますねー。

人体のリアル動きを極めた人は是非、メカやって欲しい。意外と未開拓分野だと思う。
架空のものこそリアルに動かす価値が大きいはずだし。



2005/8/08

アクエリオン19話!終始爆笑しながらのアニメ鑑賞なんて随分久しぶりだよこれすごいようつのみやさん。
背景がとにかく素晴らしくて、キャラをのせても全く違和感がありませんでした。こんな経験ホントテレビでは初めてかもしれない。
あの青を基調にした画面、うつのみやさんのホームページのイラストで拝見して以来、
いいなぁと思っていましたけどそれがまさかアニメ一本になってしまうとは。

一つ一つの動きがどうこうより、画面を創造する力がなにより重要であることを痛感しました。がんばろう。

そしてこういうことが許容できてしまうるアクエリオンという作品の懐の深さもすごいです。
もう「アクエリオン」というより「うつのみや」でしたけどw
とにかくこういうすごい挑戦ができるスタッフの方々が羨ましいと共に、お疲れさまと言いたいです。



2005/8/05

アニメスタイルで公開されてた今石さんのペラペラ漫画素晴らしいですね。こういうのをもっとみたい。
やっぱ絵そのものが面白いもんなぁ。。壁が厚すぎる。

蛍の墓を作画的視点で初めて鑑賞。(なんか不謹慎だなと思いつつ。
おじさんが氷を切ってるところと節子を火葬するときの焚き火がものすごい巧さ。違和感ゼロ。

みんなのうた「トゥモロウズソング」はカゼノトオリミチに引き続き望月智充さんの演出。
ものすごーく、無難な絵柄なんで見易いんだけどパンチが少ないかも。でも魅力的なフィルムです。
作画は誰かが一人でやってるのかな?とてもレベルが高く、そつがないという表現がぴったりかと。



2005/8/04
昨日のナルト映画の酒場のシーンを原画殆ど全部模写してました。久しぶりに腱鞘炎になりました。
昔に沖浦さんや西尾さんなどの作画と区別が付きにくいみたいなことを言ってましたけどバカでしたね。(逆に眼力を試す試験として「劇場でみる」というのは結構いい気がします。)
皺が完全に独自のものです。それと意外とグニャッとしてました。

皺ですが今のところ沖浦・井上さんの付け方が一番現実に近いかと思います。
西尾さんは動きをあらわすために必要な線だけを強調して抽出している印象を受けます。(時々嘘も付くけどそこがまたよしって感じ)
たいして本田さんは動きに必要な線を拾いつつ実写的な皺の曖昧さ(線で表現するのがむずかしい部分)を独自の解釈で表現してます。
腕を曲げたときに肩近くの影を丸っこく付けてましたけどあれは結構珍しい(あくまで自分的に
だぶついた皺の線と密着した皺の線を(影の有無で)かき分けているのも特徴的。
関係ないけどここの動画を任された人はすごいプレッシャーだっただろうなと思います

自分の問題はとりあえず、男が店内を歩いているシーン(イノセンスっぽい)の絵を「しっくりこない」と思ってしまった事です。
もちろん動かすとこの上なく正しく見えるのに絵としてみると疑問を感じる。
止めとして見栄えのする絵と動きに必要な絵の区別が付いてないということらしいです。
これは致命的にヤバイ。自分で動きを作る場合、正しいと思っている絵ですらままならないのに正しくないと思っている絵なんて描けるはずもない。
実写を観てるときの感覚ににています。こんな絵がはいるのか、変だなーと感じる。
とにかく違和感が無くなるまで観ろ!!実写はすくなくとも間違っちゃいないのだから!

ガイナックスのアニメなんか見てると上記の「しっくりこない」という感じはありません。
ということは全部絵的にも見栄えがしてるってことで、この状態を維持しつつ極限のリアルはできるのかとか。
動きが作画を為すのか絵が作画を為すのかそれがわからない。両方であると思っていたのですが。
絵が悪いけど動きがよいなんてありえるのか?自分が動きだと思っていたものは実は絵だったのか?
この疑問は自分の未熟な眼力ゆえかもしれないので保留。

去年リアル系の作画がどう進化するのかということも考えましたけど体重移動などの物理的動作に関しては極まりつつあるので、
遂に本質的な演技の部分、キャラクターにどういう動作をさせるかということに焦点が当たっていくことになると思います。
これはまだまだ、発展途上であると思うので。



2005/8/03
おおう今日は作画よさげなアニメがいっぱいだ。ナルト映画は本田さんのパートを模写するとしよう。
ワンピース「ねじまき島の冒険」はサンジのアクションがよかった。たしかすしおさんでしたか。
原画枚数少なめで画自体の格好よさで見せていく感じ。キマってます。
この系統ではドラゴンボールGTのOPも結構好きです。

H2、38話松本さんの回。相変わらずレイアウトが達者。おでこに手を当てられる女の子がやたらかわいいです。

これは偶然みましたが忍たまの新EDがちょっとよい。


2005/8/01
絶対少年、田辺修さんのコンテの回をみました。
予想してたよりずっと丁寧な作画でした。
でもこれはお話を追ってきた人だけがわかる良さかもしれない。
女の子が浴衣の裾を押さえるカットがお気に入りですね。

続けて、うる星やつらをみたら山下作画が来て笑ってしまいました。
もうどんなところからでもあのエフェクトに持っていこうとする当たり、大好きです。


2005/7/30
BSでやってたのでどうぶつ宝島を観ました。
自分的にはとにかく波。普通昔の作品を見るときはそれ相応に構えてみてしまうんですが
(例えばこの時代の一般的なエフェクトはこんな感じだからこれはすごいとか言う風に)
これの波は目撃した瞬間思い出すのが松本さんとか大平さんの(つまり最近の円熟しつつある)波なんですよ。
普通、作画というのは先人の真似をしつつ徐々に進化していくものだと思ってたんですが
長い歴史の中には突発的に完成された作画が出来てしまう人がもっといたと言うことですかね。
まだまだ知識不足です。


2005/7/25
そういえば新番組を全く語ってなかった。 ぱにぽにのOPの火花ループが好きです。あれは、到底描けません。
(それだけか!


2005/7/17
エウレカセブンのOPが新しくなったようです。
ラストのミサイルは本当にすごい。感動しました。

パンによる画面のボリュームアップが相当図られているはずです。目が回るw
サビにはいるところのミサイルは手前を高速で通過するミサイルを数本描いた上で
パンさせることで作画では動かしてない部分も動いて見えるところが素晴らしいですね。

安藤真裕さんがどこやってるのか全然わかりませんでした。まぁ、仕方ないかな。


2005/7/15
今度絶対少年で田辺修コンテの回がありますね。演出の方向性としてはばっちりなアニメだと思います
よほどのことがない限り普通の出来だろうけど、ファンとしては期待しちまう。


2005/7/12
キートンも来月で最終回かァ。なんかすごく寂しい。

今回は「ブルーフライデー」で大塚さんみたいな足がぐにゃんぐにゃんの走りがでてきてビックリ。
「瑪瑙色の時間」も子ども達がやたらリアルに走ったりして、絵も的確だったし、すごかった。
「五月の恋」は高坂さん作監で冒頭の追っかけなんかはもろに個性でてた。でも置き引き犯の空中ポーズはやりすぎ。

もう最後なので共通スタッフとかから自分なりに推測すると
「砂漠のカーリマン」「瞳の中のハイランド」「瑪瑙色の時間」の走りが三原三千雄さんで
「赤い風」と「ブルーフライデー(部屋に入って殴られるとこと靴投げて動き止めるとこの2箇所)」のアクションが井上鋭さんかな?
ポージングとか皺の入れ方で上記の2つは同じ人だと思うけど被ってるスタッフが結構いて分かりにくい。全部同じ人だったりして……

そのつど原画スタッフが少しずつ入れ替わってるので目が利く人なら充分判別できると思う。
結局最後まで確信めいた判別にまでは至らなかったなぁ……。
それとどこまで行っても一番気になるのは昔の日記でも書いた心の壁のワンシーンだ。誰なんだろう。


2005/7/11
戦国BASARAのムービーにかっこいい背動があったので(エターニア・シャイニングティアーズの流れもあり)
ずいぶん前から猛烈にやりたいと思っていたハッタリカメラワークアクションを敢行。作って10分くらいで軽く絶望。

簡単に言えば、キャラ描けない地に足付いてない、アイレベル変わりすぎて同時に考えるべきことが一桁ですまないなどてんやわんやで
地力の不足を感じさせられます。でもこれを破綻なく仕上げられたときには、光が見えそう


2005/7/06
まかせてイルか!を見ました。久しぶりに面白いなぁと素直に思いながらアニメを見れました。
やっぱり大地監督はすごいですね。結構ショッキングな演出をさらっとやってのける方だとは思ってましたが
あの可愛らしいキャラでああいう地に足付いた描写はなかなか出来ませんよ(堆肥のシーンすばらしすぎw
暗い過去は語らないし見せないけど、感じさせる。うーん立派。
いや、ほんと面白かったです。主役3人カッコイイ!

作画は、ガイナックスの柴田由香さんがキャラデ・作監です。細部にこだわりすぎてない当たりが素晴らしい。


2005/7/05
きんぎょ注意報ってスタッフがかなり豪華
キッズでやってるのを知らなくて中村豊さんが参加してる回を見逃す。昔どんな絵を描いてたのか見たかったのに。

安藤正浩さんの回が飛び抜けて絵と動きが巧いですね。
所々でてくる金田動きはおそらく石浜さんの仕業でしょう。やたらいい動きします。
一度だけあった山口晋さんが参加してる回もBパートに目を引くカットがいくつか。


2005/6/29
H2の34話「真剣勝負は嫌いじゃないさ」を見ました。松本さんが参加してる回ですね。
Aパートのここまでをずっとやっているとかの仕事じゃなくて、動きが多いところをまとめてやってるかんじ。
松本さんのスゴイ作画を生かすにはうってつけの配分だと思います。

投球ホーム素晴らしかったです。今まで見た中で一番しっくりきました。

まず野球という題材でしかもギャグじゃないので、人と違う変な絵や動きを入れるなどのごまかしは不可能です。
そこまで変な作画をしないにしても例えば守備が塁に向かって球を投げるところでもアクションは派手にしようと思えば
やたら大仰に体を動かしたり、手を振り回したり表情をリアルに動かすとかいろいろ方法はあります。

だけど(ケースにもよるけど)そういうアクションを増やすことは、
大抵の場合話を伝える邪魔になっていると思うんです。(第一枚数使えないと成り立たない)
これが言うなれば「アニメーターの邪心」ではないかと……

その点松本さんにはコンテを無視してでも自己主張、という邪心はまったくないようにみえます。
だというのに、無茶苦茶目立ってるんですよね。

普通なら地味になるはずなのに、一つの動作に釘付けにさせてしまう。恐ろしいですね
神業的タイミングに加えて絵自体も強烈に巧いしもう……
残りの二回が楽しみ。

……でも一つ悲しいことがあって、H2の放送とムシキングの放送が重なってたので後者は見逃してたのです。
すぐ後にムシキングに竹内哲也さんが参加していたと知り……その後はご想像の通りですw


2005/6/29
かみちゅ をみた。これはまさに作画アニメですね。ストーリーも含めて。
屋上のぐにゃぐにゃしてるところで、ああー、これは山田コンボイさんか竹内哲也さんだなー(この二人ひょっとして=ですか?)
と思ってましたが、竹内さんでしたね。タイミングがかなり特徴的。最近判別しやすい人になりつつあります
テンションが特に高いシーンじゃないのにやたら動く。しかも長尺。これが一人原画をこなした人の作業量ですか。
アバンタイトルが巧さで言えば一番巧い。

他にもちょこちょこいいシーンはあったんですが、こういうアニメーターの使い方(特に他のシーンと演出的な盛り上がりの差はないのに他と一線を画す枚数を使う)は正直もったいない気がします。
技のお披露目ってことなんだろうけどなぁ……


2005/6/28
ずいぶん前に視聴完了してたけど未来少年コナンの感想。
おもしろい ほんとおもしろい。これを観てアニメ業界入りたくなる気持ちがすごくよく分かる。
作画的には二話の石投げ。近藤善文さんらしいです。アニメーターとして理想的な作画。


2005/6/20
名探偵ホームズ♯11
これは すごい。タイミングを知り尽くしてる人がいますね。。。
ワトスンがカラスに追っかけられているところとか最後の追っかけでモリアーティが飛び上がって綱を掴むところとか。
これぞ3コマアニメだ。感動。

ラストの方で明らかに宮崎さんの方向とは違う、ディティールよりな水の描き方をなさってたのは誰なんでしょう。
特に手下がすいすいーっと水を泳ぐところなんか磯光雄さんかと思うくらいカッコイイ波紋です。後で模写だなこれは。


2005/6/19
IpodのCMってカッコイイですね。アニメじゃないけどアニメ心がわかってる。
現行の最後にガクッとなる感じがたまらない。


2005/6/16
月一の恒例となりつつあるキートンの話。
「瞳の中のハイランド」はちょっとビックリ吉田建一さんの作監でした。マッドともつながりがあるんですね。
後半の、館から逃げる当たりのリアルな走りが砂漠のカーリマンの時と多分同じ人。
だとするとちょっとわからなくなってしまいました。ひょっとして山田勝哉さんなのでしょうか……
井上さんの作画は結構わかってきました。


2005/6/15
ナルトの原画に なのはでみた「山田コンボイ」さんという謎のアニメーターさんが参加してました。
今回の伸長作画からするにあのぐにゃっとした走りを描いてたのはこの人でしょう。これは、かなり巧いです。
個人的に、こういう系統が一番ときめくのです。大平イズムも、若干あって……
竹内哲也さんの作画ににてるような?注目したいと思います。


2005/6/14
名探偵ホームズを最近ずっと見ています。
田中敦子さんや友永和秀さんが参加されてる回は異常にクオリティが高いです。
そして何より、宮崎駿さんは天才だなぁと思います。ほんと、遠慮なくそういえます。これは、影響受けたい

テレビ埼玉の名劇シリーズが今は愛少女ポリアンナ物語です。原画に近藤善文さんとか森川聡子さんがいます。
こう、人を抱きかかえているのを、斜め上から見下ろすレイアウトがでてきて、森川さんかなぁなどと妄想しながら楽しんでます。
名作劇場のキャラはついつい模写してしまいますね。理想ですこの絵は。


2005/6/12
ヴイナス戦記を見た。うつのみやさんのパートだと目星をつけていたところを間違って消してしまった……
潔く消えるのはデジタルデータの宿命なんで仕方ないんですが、今度から慎重にやろう。

(後日、DVDにダビングしたデータから復旧できました。よかった。
主人公が女の子の家で「くだらねぇ」っていってるところ辺りですかね。
芝居の段取りがアキラっぽい。その前の猫の慌てて逃げる動きがかなり好きです。ここはうつのみやさんではないかとおもいますが……
原画に田中達之さん がいたのも気になります、が、僕の田中達之経験値がゼロに近いのでわかりませんでした。)

突然背景が実写になったりするのも笑えるんですが一番ビックリしたのは
首が無くなるんですよ。脈絡無く。
あまりにも自然に首無しで動くので「このひとたちそういう能力だったっけ?」と一瞬思うくらい大胆にwこれは撮影ミスなんだろうなぁ
エピローグみたいな映像では首無しの体が歩きつつ、地面に映りこんだ胴体から少しずつ顔が生えて来るという面白映像が拝めました。

あ、感想になってないw


2005/6/08
ZガンダムのOPが悶絶するほどすごいのは知ってたけど本編は……まぁ、時代が時代だしねぇ、なんつって未チェックだったのですが
えらそーなこといってスンマセンでした!!もろくそ見当違いもいいとこでした!!
たまたま久しぶりに見たらすごい密度のメカ戦を見せてくれてビックリでしたよ。いやー爆炎が立体的に動く動く。
もっと慎重に見ていればよかった。


2005/5/30
新ガッチャマンのプロモーション映像みたいなのを観た。
ひょっとしてとちょっと期待してたんだけど案の定安藤真裕作画が結構拝めた。すごい偶然。
敵に分身が切り裂かれる所の残像処理が斬新。
よくよく考えてるとありえないくらいに溜めてたり、中無しだったりするのに全然不自然じゃない。
動作一つじゃなくてカット単位で一つのタイミングをコントロールしている感じがする。
作画の指向性に一体感があって何度も何度も繰り返し見ても飽きない。ていうかどんどんはまる。
そしてあの決定的にカッコイイポーズ!ガッチャマンてヒラヒラしたマントといい、安藤真裕向きなアニメなんですよね
武器に振られる所の無生物感とか人によってはあまり好まないであろう表現もたまらなく好き。
誰か新ポリマーのOPをみせてくれぇ(涙


2005/5/26
ハチミツとクローバー7話で竹内哲也さんが一人原画やってた。
こりゃあ最近の中でも飛び抜けて凄いんじゃないですかねぇ。(ナルトはとりあえずおいておいて……)
以前から巧い人なんだろうなとは思ってたんですがここまでとは。方向性もジャストどまんなかって感じで。
単純に画力でったらもっとすごい人一杯いると思うんだけど動かしてぇーー表現してぇえーという心意気が伝わってきた。
お話と相まって泣きそうになった。むしろ鳴いた。泣きの芝居すごすぎだった。やる気出てきた。最高。


2005/5/25
超神兵器ゼロイガーというゲームのOPで昔の吉成曜さんにそっくりな爆発が1カット出てきた。
これはなんなんだろう。他は特に普通の出来なんだけど。
通称暗黒太極拳と言われるセングラのOPも見た。これは何でこうなったんだろう。全てが謎。作画レベルが異様に高いのも謎。

昨日の日記に書いたことの結論が一つ。動きに関係ない線は引かないのが一つ大事なことみたい。
余裕が出てきたら徐々に可動部分増やしていく感じか。巧い人は普通に付属物全部動かすからな。
僕の演算能力だとまだ10箇所違う動きはできないなー


2005/5/24
簡略化した各部位の運動曲線をイメージ、まではいい。だけど、実際にどういう原画を描けば動きが引き立つのかが分からない。
イラストを描く要領で描いても動きが死ぬだけって感じで……どうしよう
多分、絵の練習の仕方が間違ってたんじゃないかと思う。動きを描くのと同時に絵を(あるいは絵を描くのと同時に動きを))描かなければダメなのかも。


2005/5/23
ウルフズレイン視聴終了。結構ちゃんと見てたはずだけどストーリーはよく解らずw
かなり失礼な見方かもしれないけど中村豊さんの作画を楽しむシリーズって感じでした。
まず話数が進むごとに作画がグレードアップしていくのが分かるところが凄いを通り越して怖い。(それもすごいスピードで
特に中村さんの近年のエフェクトの緻密さは特筆すべきものがあります。
ビバップまではまだおおらかさがあるのに以後完全に一分のズレも許さない方向にシフト。
本作では氷(4話)、岩石(11話)、塔の爆発(28話)、血飛沫(30話)、などなどバラエティに富んだ素晴らしいエフェクトが見れます。 やっぱり巧い人はだんだんこうなっていくんですかねぇ、、そのうち劇場でしか原画やんないようになっちゃったりしたら悲しいです……

氏の作画を語る上で欠かせないのが苦戦してる僕をあざ笑うかのような(w鮮やかなタイミングです。コントロールが完璧すぎて死にたくなります。
ツメが颯爽と走り抜ける所(3話)、車にひかれてゴロゴロー(27話)、絶妙の抜き加減です。やや人体が硬質な印象を受けるところも魅力です。
それと本作は狼が主人公なので動物の作画が多くなります。中村さんも前半は普通なのですが20話のトオボエの回想辺りは異常なほどリアルなアニメートしてますね。。。アニスタを読むと動物は苦手とか。……最終的に一番狼を狼らしく描けていたのは中村さんでしょうね。

で、最終回。Bパートの噛み合いですかね。これはおそらく後半部分(キバがチェザをかばってたちふさがるあたり)を担当してるかと思われます、巧いです。エフェクトのフォルムの崩し方が神がかり的なんですよ。
ウルフズレインの中村作画としては集大成的なものになっているでしょう。中村さんの前の人も巧い!
余談ですが最終話、ここまでガチンコで狼の格闘をやるとは思ってませんでした。アニメーターさん凄い!圧巻です。


中村さん、劇版鋼には参加されているのでしょうか。
だとしたらもう観に行くしかありません。行く運命にありますw


2005/5/21
絶対少年のOPがすごい。作画は藤森雅也さん。
絵と動き、両方知り尽くしてなきゃ絶対作れない仕上がりになっていて、もうメロメロ
こういう風にトータルで画面を設計していける人って無茶苦茶尊敬します。


2005/5/20
地獄先生ぬ~べ~のOPを見てたらとんでもなく巧いカットが
男の髪がなびいている“だけ”のカットなんですが、その髪がもう!ロードス英雄騎士伝のなびく髪も格好良かったけどそれを凌ぐ
なびく髪かっこよく描きてぇな~。
エヴァ8話の風が見えるような繊細ななびき方もいいしこういう様式的な感じもどっちも好き。
シルエットのカッコイイ作画って最高ですよね。


2005/5/13
エルフを狩る者達OPの松本憲生さんパートはどこなんだろう。
影の付き方からするとラス前のカット……かな。イカンイカンどこを誰は良いけど誰がどこは堕落してる証拠だ。


2005/5/10
あーもうキートンいいなぁ。井上鋭さんの堅実な作画にもう惚れ惚れ
話の方も粒ぞろいなので余計楽しめるってもんですよ。
砂漠のカーリマンでのリアルな走りとか、線少ないのに立体的な煙とか、タマラン。
赤い風の後半の気合い入ってるアクションは誰なんだろう。
シリーズ通してみてるけど顔に見覚えがない


2005/5/05
さて、無粋な気もするけど細かいことお。おもに松本さんの作画に関してですが
まず所々エフェクトのディティールが甘めなのが、ちょっと……エフェクトに限っては髪の毛の先程まで細かくこだわってこそだと思っているので、残念。(火が木っ端ミジンコになる所と煙玉?みたいなのはよかった)
サスケがばしばしとハエのようにナルトをたたき落としているあたりも気持ちよし。
動きの速さを演出とか言葉の説明に頼らないで、中抜きで表現してるあたりも注目。

面白いなと思ったのが足をもって回転してるあたり、キッズストーリーみたいに見えるんです。
ほかにも水の描き方が湯浅さんの方向に近づいてきた気がしたり。(主に形の美しさよりランダム具合を優先してるところがそれっぽい)
単に推測なんだけど……

とにかく全編ヨシヨシな感じで大満足。


2005/5/04
感無量と言うしかないでしょう。
前の時とは違って少し自分でも動きをつくってみたり理論的に動きを考えるようになった今、
ここで松本憲生さんが、あるいは若林厚志さんがなされている仕事がどれだけ大変で、たゆまぬ努力とセンスがなければ出来ないかと言うことがだんだんわかってきてしまいました。
なんか異様に盛り上がっちゃったので細かいことは後日コマ送りなどした後に……


2005/4/27
ナルトの予告ですよ、若林厚志さんの回ですよ!みなさん、最高ですかー?!!最高でーす!!!!
僕の人生をあらゆる意味で変えた2003年5月某日あるいは2004年2月某日の感動が甦ってきましたよw
もうただ、待つのみ……!


2005/4/21
今週のBSアニメ映画劇場は何とも同類がセレクトしたような感じで……うれしいですね
千年女優、初めて見たんですがすごすぎて落ち込む。
宮沢康紀さんが担当したらしい雪の上を歩くシーン、疑問が氷解したっていうか、ああ、これが宮沢さんかぁって感じでした。形全部動かしてるところがイカス。

続けてみた老人Zがかなりおおらかなつくりだったので、こういうのもいいよなって思ったり。
名前出てなかったけど最後の方に明らかに大平さんであろうエフェクトがあった。お手伝いな感じの仕事だったのかな?


2005/4/18
アクエリオンのOPにまたうつのみやさんの名前が。本編にもまた参加してくれたりするんだろうか。
これは意外だったんですけど結構タイミング乱れうちするアニメーターさんだったのですね。コマの打ち方すごいんまい


2005/4/17
エウレカセブン放送開始。期待させてくれる雰囲気。
吉田建一さんの引く線はどれもとても納得できるものが多く、なおかつ魅力的に仕上がっているところがすごいと。
これで動かし屋としても超一級じゃやってられないよね
ED何じゃこりゃぁ、完璧じゃないか、凹むわぁ……


2005/4/15
マスターキートン、アザミの紋章、シャトーラジョンシュ1944の二話をほとんどマッドハウスの最強スタッフを連投しててすごい出来だった。


2005/4/11
アクエリオン2話。
おおお、うつのみやさんだ!なんて正確なんだ!
瞬間移動みたいな動きて嫌いなんですけど予備動作にリアルな歩き入れるとまったく別物になりますね。
多分、判別できるようになってきたと思う。テレビに続々参加してくれて嬉しい。。。

1話の岸田さんの作画はちょっと絵が荒い気が。思い切って影無しの方が映えたんじゃないかな
今までCGの人型ロボ?何それ?って感じだったけどこれは気合い入ってる。
敵方ののっぽのロボが側転して着地するときの重心の移動とか、重みがちゃんと描かれてて関心。これからに期待が持てる。


2005/4/09
クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ夕日のカスカベボーイズが地上波でやってました。

(クレしん映画としても)久しぶりにお気に入りの作品になりました。
作品(の中の人物)に恋をしてしまう切なさっていうのがこれでもかと描かれていて(違うって?
視聴者にも劇中の映画との別れを惜しませるというのがこの作品にとって一番重要で難しいポイントですが、正直やられたw悔しいけどツバキ可愛すぎ
……現実に戻る動機がシロというのはちょっと弱い気もしたけど、ま、こまかいことはよしで。
ただツバキは最後、映画館に隠れているのではないかと、ちょっと思ったり
アニメってイイな!何でもできて。

作画的には、おいしいところを湯浅さんにもってかせるこの手法をこの先も是非続けていって欲しいと思います。


2005/4/01
テイルズオブエターニア(ゲーム)のOPを観た。
リッドが走ってるカットとそのあとの剣劇が熱い。この的確さはまさに井上さん……とみたがどうか。
手甲で頭部をかばう絵とかよく思い付くよな……真似してみたけど難しいよやっぱり。ポーズ一つ一つが決まらない。
どうも自分はファンタジー物+縦横無尽なカメラワークでハッタリアクションというのがツボに来るらしい。